最後の挑戦1がやたら長ったらしく心が折れかけたので、
積んでいたゲームの封を解き、しばらくそちらの方をプレイしていた黒い男です。

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という訳で今回はNieR:Automataの特徴とか感想とか。


EDF5で少々食傷気味の中、
YouTubeでたまたまこんな動画が目に入り…

【NieR:Automata】2B 全武器モーション鑑賞動画 All actions(Moveset)


やたら凝ったちょっとセクシーなモーションだなーと思ったら、
自称:世界一カッコイイアクションゲーム開発メーカーの事
プラチナゲームズが開発したという事と、
腐ってるあの人とかみのらーな某組長が勧めた事もあって…

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買ってしまいました。


●特徴
開発:プラチナゲームズ
ディレクター:ヨコオタロウ氏
販売:スクエアエニックス
ジャンル:アクションRPG…?

・前作ニーア レプリカントの続編だが特に問題なくストーリーは理解できる。
(むしろ前作を理解していると開幕から?状態になると思われる)
・1人用ゲームだがインターネットに繋ぐ事で様々な連動がある。
暴力表現はややきつめ
(パッケージ版には)説明書無し。ゲーム内のチュートリアルから情報を得るしかない。
・マルチエンディング方式。
正規エンド5つに、特定の行動を間違えた時に見れるバットエンド21種類。
・メインストーリーの他、50種類以上のサブクエスト有り。
正規の方法でトロコン所要時間は情報が分かっていれば60時間程。
・オープンワールド方式で最初からほとんどの場所に行くことが出来る。
(普通のPS4だとロードでほんの一瞬止まる事あり)
・難易度は4段階でいつでも変更可能。
特定難易度でないと解放されない要素はEASY⇔NOMAL以上くらい。
EASY:敵ステータス減少、オートチップ使用可
NOMAL:標準
HARD:敵ステータス上昇、ロックオン不可
VERYHARD:被弾したら即死、ロックオン不可
・キーコンフィング有り、ゲーム中にサウンドテスト施設有り。
・レベルは割と上がりやすい。サブクエスト達成でも経験値が手に入る。
FF零式とは違い、格上相手には全く歯が立たないという事はない。

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・戦闘の特徴はちょっと簡単になったベヨネッタのような感じ。
基本ボス戦を除きプレイヤー+仲間NPC1人VS複数体だが、
アイテム所持数は多いし使用ペナルティ無し、
プラグインチップ(所謂スキル)が強力な物があるので
それらを理解していれば難しくはない。
それでもダメという人には、ベヨネッタと同じくEASYではオートチップで
自動で戦闘をしてくれるシステムがある
ので詰む事はまずない。

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・プラグインチップはアンドロイドである自分自身に装着する物で、
初期状態のストレージ容量は64、ゲーム中で拡張する事で最大128まで増加。
攻撃力を上げる物や被弾ダメージを減少させる物。
移動速度を上げたり経験値やアイテムドロップ率を上げたりする物まで様々。
ただしここには自分自身のHPゲージや与ダメ被ダメの表示、メッセージウィンドウ等の
UIの表示する機能まで装着している。
更にOSチップまであり、これを外すと自分自身が動かなくなる=死亡である。

・デスペナルティは最後にセーブしたポイントまで戻り、
その時装備していたプラグインチップは全て死亡した位置に残される。
再度倒されてしまうか長時間経過する前に、
倒された場所にある自分の身体を回収する事でチップを取り戻すことが出来る。
この時ネットワークに接続されていると、
死んだ場所とその時装備していたチップの情報がアップロードされる。

・オンラインに繋げていると全国プレイヤーの死亡位置が共有され、
要所要所で他人の死体が設置される。
つまり、そこで誰かが死んでしまったという事であり、
死体の数が多いほどその近辺は強い敵が居るかもしれないという事である。
死体を調べ処置をする事で、一定時間死体に装着されていた
一部のチップの効果を得る事が出来たり、一定時間NPCとして動いてくれる事が出来る。


●気になる点
・アクションRPGであるが、
ゲーム開始からいきなり縦スクロールシューティングが始まる。
その後も要所要所で全方位シューティングもあるので苦手な人は辛い。
一応オートチップは対応しているが、はっきりした事前予告がないので頼るにも面倒。
(この点はどうもディレクターの趣味らしい…)

・ディレクターが「ヨコオタロウ氏」なのでやはり鬱展開なストーリー

・カメラアングルがデフォルトだとやや不便。
1vs複数体の戦いではカメラがやたらと狭くなるので要調整。
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私は最終的にこんな感じになった。

・一部強化素材の入手が面倒。
特に「綺麗な水」。ストーリーがある程度進んでから解放される
エリア1ヵ所にしかないのにやたらと数を要求される。
一応ゲームクリア後に全ての素材が特定の場所で販売されるので強化が大幅に楽になる。

・一部ノーヒントだと入手困難なアイテムがある。
素の状態では見えず、ストーリーを進める事で手に入る探査機を使いながら
広大な砂漠エリアを隈なく探す必要があるので大変。

・一部取り返しのつかない要素がある。
詳しくは後述。周回ゲー+コンプリート要素のあるゲームでこれは致命的。

・オフライン環境では真エンディングを見る事が困難。
本作最大の賛否両論点。
待ち受けている内容がオンライン接続前提で調整されている。
実はパッケージ裏に小さい字で
この事に関してヒントが書かれている。

セーブデータを消去するイベントがある。
調べたらヨコオタロウ作品の恒例行事のようだが、
氏の作品に初めて触れる新参には少しビビる要素。

トロフィー・実績をゲーム内通貨で取得・解除する事が出来てしまう。
ストーリーの進行に関わらない要素のみで、販売されるのはゲームクリア後。
取得が困難な物は無いといえば無いのだが…。


●総評
やたらプレイヤーに対して挑戦的な作品。
シューティング要素が3~4割、鬱展開なストーリーに耐えれる、
オンライン環境があるなら、プラチナゲームズが作った
広大な世界を探索するアクションゲームとして十分楽しめるかと思われる。


●初めてプレイする人向け
・アクション苦手ならEASY+オートチップ使用するべし。
セーブは特定の場所でなければ出来ないので、
ゲーム開始からしばらくは死亡すると最初からやり直しである。

・お金が貯まり次第ストレージ容量を増設を優先する。
増設した分だけ便利なチップを付ける事が出来る。

・攻撃のリーチを伸ばす「衝撃波」、HPを回復出来る「オートHP回復」、
「攻撃HP回復」、ジャスト回避成功時に時間を一定時間遅くする「オーバークロック」が
非常に強力なチップ。「連続ダメージ防止」もあればハメ殺される事もなくなる。

・余裕があれば「ドロップ率+」を付ける。
ドロップした素材を売る事も出来るし、チップの強化は基本敵からのドロップである。
店売りのチップはサイズが大きく使いづらい。

・入手したチップの中に◆印がある物はサイズが一番小さいチップであり、
◆印同士を合成して強化し、
サイズの小さい強力なチップを作成するのがやり込み要素である。
DLCを購入する人はこれを意識しないと後で大変な事になる…かもしれない。

・1週目の中盤からワープが出来るのでそれまでは「移動速度+」を使いたい。

・フィールドの散策は2週目からで良い。
1週目では使用キャラの関係で一部の宝箱や扉が開ける事が出来ない。

・サブクエストの中には2週目前提の物もある。
「**ー*防衛」や「**主」等は2週目で受注した方が良い。
勿論2週目からでないと受注出来ない物もある。

廃墟都市に出てくる「HPが非常に多い」敵がドロップする物
「**の看護」受注時に出現するアイテム4つ
「****の決意」で特定行動をしない時に見れるバットエンド
イベント完了すると二度と獲得・見る事が出来ないので注意。
特にドロップする物は強化素材の1つであり、取り逃すと強化不可能になってしまう。


●おまけ
私のプレイ配信のアーカイブ